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レポート詳細

「古典は古い本」ではなく現代に生きていることを知る読書会57

2018年4月28日(土) 10:00 - 12:00

大阪府

大阪府大阪市北区茶屋町1-27ABC-MART梅田ビル1Fサンマルクカフェ 大阪梅田茶屋町店

この点、陸軍の”芸”至上主義は、戦後の受験勉強と非常によく似ている。すなわち、学力評価の手段である試験が逆に目的と化し、学問はその試験突破の手段となる、と言った形である。そうなれば、試験に「アメリカ人にもわからぬ英文」が出題されて不思議でないように、戦場では絶対に起こりえぬ情況を想定した訓練といったものがあっても不思議でない。
本日は山本七平の『日本はなぜ敗れるのか』を使って読書会を開催いたしました。
昨今、商売保守や自称保守と言われる日本をとりあえず持ち上げるだけの人というのがいます。


日本人を批判すれば反日呼ばわりされる薄汚い世の中であり、自己批判能力を欠いた暗黒の時代のように私は捉えています。
氏の著書には、そういった論調のきな臭さに風穴をあける力があり、再読してみて改めて価値を感じた次第でした。



”組織の絶対性とか、軍紀の厳しさ、礼法の厳密さ、という点では、日本軍は、世界のあらゆる軍隊より厳しく、融通が利かず、そしてこの融通が効かないことを、逆に、一つの誇りとしていた。従って、組織そのものを見れば超合理的でありながら、現実から遊離した。完全に不合理なものとなっていた。”
山本七平『日本はなぜ破れるのか』


ファシリテーター

北畑 淳也

キタハタ ジュンヤ

Profile

思想家。27歳。
22歳で濫読に目覚め、600冊を2年で多読した結果「読んだ冊数を競うような読書に意味はない」という結論を出す。
現在は「*良書に特化して読書をすべき」という思想的立場をとり、自身でも読書会を開催しながら良書を気軽に読む方法を開発中。
8月8日にフォレスト出版社より『世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた』を発売。

*良書とは?
”彼らの作品の特徴を、とやかく論ずる必要はない。良書とだけいえば、誰にでも通ずる作品である。このような作品だけが、真に我々を育て、我々を啓発する。”
ショーペンハウエル『読書について』

・スカイプでの開催の際は恐れ入りますが、「淳也 北畑」でIDを検索の上友達に追加いただけますと幸いです。

キャッチコピー

「金儲け」には全く役に立たない本ばかり読みます。
「読書をするとは何か?」を根本的に考えられる機会を提供することを約束いたします。

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