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レポート詳細

現代の「コミュニティ」に対する誤解

2018年8月25日(土) 10:00 - 12:00

大阪府

530-0013 大阪府 大阪市北区 茶屋町19-19 アプローズタワー 1F スターバックスコーヒー ちゃやまちアプローズタワー店

””思考がどの科学活動においても非常に大きな役割を演じていることは疑いの余地のないところであるが、それは目的に対する手段の役割としてである。ところで、目的は何が知るに値するかということの決定によって規定されてくるし、これを決定するのは科学ではありえない。””
今日はフランクに集まった人とおしゃべりに近い形で開催させていただきました。
いろんな本について会話する中で個人的には昨今のコミュニティについて話し合ったことが興味深いものでした。

昨今のコミュニティは「多様性」を重んじながら実体としては「同質性」を基盤としており、非常に全体主義的な諸相をとっていることが少なくありません。
今求められる「コミュニティ」とは異なるもの同士が共存しうる場所ではなかったかと。

時代は私の敬愛するアーレントの望んだ方向とは逆の方向に進んでいます。
「労働化」するコミュニティはコミュニティではありません。

”労働の分業の方は、すべての活動力が単一であるという同質性を前提としており、それには特殊な技能はなんら必要としない。しかも、これらの活動力にはそれ自体終わりがなく、実質上、この活動力は、純粋に量的に加算することのできる労働力の一定量だけを現す。労働の分業は、二人の人間がその労働力を重ねあわせることができ、「二人があたかも一人であるかのように振る舞う」ことができるという事実にもとづいている。
この一者性は、協業のちょうど反対であり、種の単一性を示している。種の単一性という観点からみれば、個々の構成員はすべて同一で、交換可能だからである。・・・・分業過程の活動力は、どれ一つとっても、それ自身の終わりを持たない・・・・・・。

ハンナ・アーレント『人間の条件』


ファシリテーター

北畑 淳也

キタハタ ジュンヤ

Profile

思想家。27歳。
22歳で濫読に目覚め、600冊を2年で多読した結果「読んだ冊数を競うような読書に意味はない」という結論を出す。
現在は「*良書に特化して読書をすべき」という思想的立場をとり、自身でも読書会を開催しながら良書を気軽に読む方法を開発中。
8月8日にフォレスト出版社より『世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた』を発売。

*良書とは?
”彼らの作品の特徴を、とやかく論ずる必要はない。良書とだけいえば、誰にでも通ずる作品である。このような作品だけが、真に我々を育て、我々を啓発する。”
ショーペンハウエル『読書について』

・スカイプでの開催の際は恐れ入りますが、「淳也 北畑」でIDを検索の上友達に追加いただけますと幸いです。

キャッチコピー

「金儲け」には全く役に立たない本ばかり読みます。
「読書をするとは何か?」を根本的に考えられる機会を提供することを約束いたします。

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