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レポート詳細

「古典は古い本」ではなく現代に生きていることを知る読書81

2018年12月29日(土) 10:00 - 12:00

大阪府

530-0013 大阪府 大阪市北区 茶屋町19-19 アプローズタワー 1Fスターバックスコーヒー ちゃやまちアプローズタワー店

議論を進めるために、君が大量虐殺組織の従順な道具となったのは、ひとえに君の不運のためだったと仮定してみよう。その場合にもなお、君が大量虐殺の政策を実行し、それゆえ積極的に支持したという事実は変わらない。というのは、政治とは子供の遊び場ではないからだ。政治においては服従と支持は同じものなのだ。
今年最後の読書会を開催いたしました。
数百万人とも言われるユダヤ人の殺害を統括していた人物にスポットを当てた著書で開催しました。
ヒトラーという人物だけでは到底なし得なかったジェノサイドはいかにしておきたのかを考えていくと、出世に貪欲な普通の人が見えてくるという衝撃的な内容です。

これは我々自身が無意識に巨悪に加担してしまうことを示唆するもので、お金を稼げようが仕事ができようがその人の「偉大さ」とは連動しないということも教えてくれます。
盲信することを戒め常に思考し続ける重要性を教えてくれる本ではないでしょうか。

”問題はアイヒマンが「私はユダヤ人を一人も殺さなかったし、またついでいえば非ユダヤ人を一人も殺していない・・・・私はユダヤ人を殺せという命令も比ユダヤ人を殺せという命令も一度も下さなかった」と言ったのは嘘だったかどうかということである。決して人を殺したことのない大量殺人者などというものを理解することのできない検察側は、常に個別的な殺害の立証を心がけていた。

ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマンー悪の陳腐さについての報告ー』


ファシリテーター

北畑 淳也

キタハタ ジュンヤ

Profile

思想家。27歳。
22歳で濫読に目覚め、600冊を2年で多読した結果「読んだ冊数を競うような読書に意味はない」という結論を出す。
現在は「*良書に特化して読書をすべき」という思想的立場をとり、自身でも読書会を開催しながら良書を気軽に読む方法を開発中。
8月8日にフォレスト出版社より『世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた』を発売。

*良書とは?
”彼らの作品の特徴を、とやかく論ずる必要はない。良書とだけいえば、誰にでも通ずる作品である。このような作品だけが、真に我々を育て、我々を啓発する。”
ショーペンハウエル『読書について』

・スカイプでの開催の際は恐れ入りますが、「淳也 北畑」でIDを検索の上友達に追加いただけますと幸いです。

キャッチコピー

「金儲け」には全く役に立たない本ばかり読みます。
「読書をするとは何か?」を根本的に考えられる機会を提供することを約束いたします。

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