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レポート詳細

「古典は古い本」ではなく現代に生きていることを知る読書会83

2019年1月20日(日) 10:00 - 12:00

大阪府

530-0013 大阪府 大阪市北区 茶屋町19-19 アプローズタワー 1Fスターバックスコーヒー ちゃやまちアプローズタワー店

・・・どの比率であれば一般意志の表明とみなすかを決める事ができるのである。
 この比率を決めるために役立つ二つの一般的な原則がある。一つは討議する問題が重要で重大な者であればあるほど、全員一致に近い比率でなければ、その議決を可決できないようにすべきだという事である。第二は、討議する問題の決定が急を要する者であればあるほど、その議決のために必要な票差を小さくすべきだという事である。
世界において最も影響力があった10冊の中に入るとも言われるルソーの『社会契約論』を参加者と読みました。
社会契約とは何か。一般意志とは何か。主権とは何か。良い統治形態とは何か。ルソーはどういう政治社会を望んでいるのかなどを議論しました。

普通に難しいですね。
また読んだら違う考えになるかもしれないくらい刺激的な一冊だとみんなの議論を聞く中でめちゃくちゃ感じました。

次回はこの延長でカントの『永遠平和のために』を使って読書会をします。

”これまで述べたことから、一般意志は常に正しく、常に公益を目指すことになる。ただし人民の決議が常に同じように構成であるわけではない。人は常に自分の幸福を望む者だが、何が幸福であるかをいつも理解しているわけではない。人民は腐敗することはあり得ないが、欺かれることはある。人民が悪しきことを望むように見えるのは、欺かれた時だけである。
 一般意志は、全体意志とは異なる者である事が多い一般意志は共同の利益だけを目的とするが、全体意志は私的な利益を目指すものに過ぎず、単に全員の個別意志が一致したに過ぎない。あるいはこれらの個別意志から、〔一般意志との違いである〕過不足分を相殺すると、差の総和が残るが、これが一般意志である。

ジャン・ジャック・ルソー『社会契約論』


ファシリテーター

北畑 淳也

キタハタ ジュンヤ

Profile

思想家。27歳。
22歳で濫読に目覚め、600冊を2年で多読した結果「読んだ冊数を競うような読書に意味はない」という結論を出す。
現在は「*良書に特化して読書をすべき」という思想的立場をとり、自身でも読書会を開催しながら良書を気軽に読む方法を開発中。
著書に『世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた』(フォレスト出版)あり。


*良書とは?
”彼らの作品の特徴を、とやかく論ずる必要はない。良書とだけいえば、誰にでも通ずる作品である。このような作品だけが、真に我々を育て、我々を啓発する。”
ショーペンハウエル『読書について』

・スカイプでの開催の際は恐れ入りますが、「淳也 北畑」でIDを検索の上友達に追加いただけますと幸いです。

キャッチコピー

読みずらそうと感じる書籍を現代の文脈に読み替えて面白おかしく読むという読書会をやってます。

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