レポート詳細

「古典は古い本」ではなく現代に生きていることを知る読書会86
2019年2月17日(日) 10:00 - 12:00
大阪府
〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田1−7−2サンマルクカフェ 阪急かっぱ横丁店
ところが臣民が国家の市民ではない体制、すなわち共和国的ではない体制では、戦争は世界の日常茶飯事の一つとなる。それは国家の元首が国家の一員であるのではなく、国家の所有者だからである
カントの『永遠平和のために』にて読書会をしました。永遠平和というと仰々しいですが、「よりよい社会の構想のためには何が必要か」を考える本だと私は考えています。
カントの言うところの「理性の行使」が非常に重要なのですが、現代社会においてはそのように理性は使われていないことが多いなと言うのが読んだ実感でしょうか。