レポート詳細

読書に何を期待するか
2019年5月3日(金) 10:00 - 12:00
大阪府
530-0013 大阪府 大阪市北区 茶屋町19-19 アプローズタワー 1F スターバックスコーヒー ちゃやまちアプローズタワー店
哲学は、すべての学問を一つの共通な目的すなわち叡智に収斂させるとともに、諸部分を結ぶ繫辞を提供するものとなるのです。哲学が程要する繫辞は、個々の学問分野において、その諸部分を総合して一つの全体とするときに、学問に応じて形を変えますが、原理においては、一つの体系の不可欠な部分として、すべての学問に共通するものです。
バックグラウンドと世代の異なる方々との会となりました。脱線しつつも各々が何を読書に期待しているのかについて相違が見えたことが興味深いと私は感じました。
元号は変わりましたが、5月以降も継続的に開催させていただきます。
”学識はあるが賢慮を欠いている者たちは最高の真理から出発して最低の真理を統制しようとするが、これに対して、知恵ある人は最低の真理から出発して最高の真理に向かうのである。”
『方法の原理』サミュエル・テイラー・コールリッジ