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レポート詳細

[まちヨミプレイベント] まちヨミin府中2015

2015年1月24日(土) 13:00 - 16:30

広島県

広島県府中市府川町70広島県府中市文化センター 会議室1&2

まちヨミin府中2015 プレ読書会
ONE BOOK, ONE FUCHU

『里山資本主義』を読んで、府中市の『価値あるもの』を見直そう!
というテーマで読書会を開催しました。

府中市では2014年に、8月と10月の2回、まちヨミを開催しました。そして、地域おこし協力隊の藤原幸大さんが中心となって、NPOアルバトロスを立ち上げました。アルバトロスは、急増していく空き家に困っている方と、全国にいる移住希望者のお手伝いをするNPOです。

2015年は、さらに町とのつながりを強固なものにし、地域おこし協力隊、そしてアルバトロスとしての活動も加速していきます。
まちヨミin府中市では、直接行政に届けることができる「場」、マチとヒトが一緒になって未来を想像する「場」としてまちヨミを1年間通して開催していきたいとの想いを掲げ、プレ読書会を開催しました。

読んだ本は、『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』 藻谷浩介 著/角川書店
ファシリテーター: 野口常久、藤原幸大


■当日の流れ
STEP1課題本を読む(ぐるぐる読書)
参加者それぞれが今日の目的を設定した後、著者プロフィル、課題本の表紙、裏表紙、目次、各段落の始めと最後、太字の部分などを読んで、気になるキーワードをポストイットに書き出す。
次に、著者に聞いてみたい質問を作り、グループ内で本を回しながら1~2個ずつ質問を書いたポストイットを本に貼る。約10分間で本の中から答えを探し、グループ内で発表した。


STEP2 府中市の今と、アルバトロスの活動について
地域おこし協力隊として、市内や、全国の中山間地域で問題となっている、過疎、空き家の現状、そして今後の取り組みについて、アルバトロス理事長の藤原幸大氏より講演いただいた。


STEP3 1年後の未来を考えて、「自分たちにできること」を考える対話を実施。
1回目の読書と同じく、各自が著者への質問をポストイットに書いて、約7分の読書を実施。得られたキーワードをポストイットに書き出して、各自がグループ内で発表。
そのまま、ポストイットの山を利用して、グループごとに上記テーマについてのダイアログを実施。
府中市議会議員2名や、街の歴史をしっている70代の方にも情報をいただき、さまざまなアイディアが創出された。


■ダイアログで生まれたアイディア
① 私たちのグループが考えたアクションプランは、里山資本主義を実践する一方策として、企業から資金の提供を得て、耕作放棄地を利用して地域の人に安全で美味しい有機野菜を作って貰い、収穫した野菜は、企業の社員食堂で使ったり、地域のスーパー等で販売することです。このプランよって、企業は社会貢献ができ、企業イメージがアップするとともに、地域の人の収入増や雇用拡大につながります。また、人々は、社会に貢献しているとの誇りを持って仕事をすることができます。
府中市には家具や味噌など、地域に根付いた伝統的な産業があります。このような産業においても顧客のニーズに合った信頼を得る商品を作り、さらにブランドイメージを向上させることで、売りに行くのではなく、商品を求めて人が集まり、府中市を活性化できたら良いと思います。


② 私たちのアクションはプチ和田になり、ポジティブキーワードで発信する事です。それにより、府中市民のネガティブ表現からくる負の連鎖が解決します。そして府中市民が自分達の街への誇りを取り戻し、前向きな明るい気持ちで楽しい気分で日々を過ごせるという良いことがあります。和田さんの光齢者、志民などポジィティブ表現のキーワードに心を奪われました。
現在の府中のニュースや記事と言えば、高齢者が増える町、若者がいない町、人口減、シャッター街、空き家などなど耳にしただけでマイナスイメージを連想することばばかり。空き家という言葉に全く修飾語がついていないにもかかわらず、空き家という言葉から人々が連想する、荒れている、放置、お年寄り、田舎、ボロなどなど 空き家というだけでマイナスイメージをもつキーワードがあることも認識。
例えば、バレンタインという響きは、楽しい、ワクワク、ドキドキ、赤、ピンク、ハート、恋愛、告白、デートなどなど、人々がポジィティブな気分になるキーワード。何も説明していないのに、言葉のもつイメージ力ははかりしれない。
つまり、Facebook、mail、ブログ、通信等々、私達が発信する言葉をもっと意識をして、プチ和田になったつもりでポジィティブな言葉を使うことが重要だと。
そして普段府中に、住む人が、過疎化してひどい、耕作放棄地まみれでひどい、人が減る一方、などのネガティブな言葉の代わりに、ポジィティブ思考に変わるように。
空き家を取り扱う私達にとって、空き家という言葉の人々がもつマイナスイメージを認識した今回。□□houseなど、何か聞くだけで楽しい気分になる造語を作りたいと思った。バレンタインのように、聞くだけでルンルンする言葉。またみんなと、素敵なポジィティブ府中ワード作りをしてみたいと、強く意識したラストでした。


③ 私達のアクションは、場作りです。
それによって、今の府中市が抱える問題を問題として捉える事が出来るようになると思います。今、高齢者の方々、市民ももしかしたらですが、当事者に当事者としての意識が無い。もしくは必要ないと思っている現状があります。
全ては人。
光齢者、志民という言葉は本当にその通りですがしかし、光を当ててはじめてそうなるもの。今回のまちヨミのようなファシリテーターを軸にして、そのような「人がいる」というのをブランドに十分出来る。
移住を頑張っても、受け入れる方法が間違っていたなら不満を抱えてしまう。だから、受け入れる一人一人が光輝き、色んな「場」に露出していたならば・・・「結果として」移住する人も増えるし、現に住んでいる人も輝く。人口減であることと不幸せということはリンクせず、幸せかどうかを人口の増減に左右されないという事が認識出来るようになる。
場作り。そしてキッカケ作り。人作りが必要だと実感した。
これらがまちヨミの成果です。


④ 山にエネルギーがあるのは分かるが、木を切る、道路つくると、土砂崩れなどの安全を考えないといけない。
でも自分たちのグループでやって行くとしたら?で、「手間返し」というキーワードから、身の回りでお返し出来るものを人付き合いで返している、買わずに自然のものなどを。そのお返しにしているものを知っている昔の人の情報が資産だ。府中市の中小企業に、昔の人たちからの何が使えるかの情報資産ご意見箱を設置できないか。


■参加者の声
 議会だけで議論する従来のやり方。それは確かに必要ですが、ファシリテーターの居る「場」は無いとは言わないまでも少ないのは事実。
この「場」によって創りだされた意見を議会に届けるという事が非常に大切で、それはパラダイムの転換かもしれないけれども、議会ではこのような話にはならない。
里山資本主義は議会では絵空事に過ぎないけど、ファシリによって出てきたなら、それはアクションに移しやすいだろう。

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本の読み方が変わった。他人の視点で自分だけでは気が付かないようなキーワードが出てきて興味深い。

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まちづくり手法として大変参考になった。一歩前進することができた。


ファシリテーター

野口 常久

ノグチ ツネヒサ

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知識 ⇒ 知恵 ⇒ 行動 ⇒ 結果

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