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レポート詳細

「古典は古い本」ではなく現代に生きていることを知る読書会11

2017年2月18日(土) 10:00 - 12:00

東京都

東京都中央区銀座3-7-3 銀座オーミビルスターバックスコーヒー銀座マロニエ通り店2階

心理学は私たちを「救済」しようとするのだろうが、それは心理学が、私たちがそうした情況に「順応」する手助けをして、私たちの唯一の希望を、つまり砂漠に生きてはいるが砂漠の民ではない私たちが砂漠を人間的な世界に変えることができるという希望を、奪い去ってしまうということを意味しているのだ。
本日は、ハンナ・アーレント『政治の約束』という著書で読書会を行いました。
参加者からは以下のような声をいただきました。

・難しいけど、それ故に何度も読む価値がある。
・現代社会の病の正体が分かった。
・心理学、ビジネス書、自己啓発書はすべて同じ病に蝕まれている。


”・・・人間への関心のとてつもなく怖ろしい点は、それがこうした「外的事象」などには、従って究極的な現実の危険などには、全然心を悩まされないで、「内的事象」へ逃避していることである。しかしその場所で、せいぜい可能なことといえば、内省だけであり、活動や変化は望むべくもないのである。

ハンナ・アーレント『政治の約束』


近代以降の人間は「内省」を推進力として「成長」という極めて曖昧なオプティミズムのみに支えられている生き物を指すのかもしれません。しかし、今、目の前で起こっている危機は「内省」に向かえば向かうほど見えなくなるのです。

次回は、現代の「悪夢」をあまりに的確に捉えたシモーヌ・ヴェイユに学びをいただきたいます。


ファシリテーター

北畑 淳也

キタハタ ジュンヤ

Profile

思想家。27歳。
22歳で濫読に目覚め、600冊を2年で多読した結果「読んだ冊数を競うような読書に意味はない」という結論を出す。
現在は「*良書に特化して読書をすべき」という思想的立場をとり、自身でも読書会を開催しながら良書を気軽に読む方法を開発中。
8月8日にフォレスト出版社より『世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた』を発売。

*良書とは?
”彼らの作品の特徴を、とやかく論ずる必要はない。良書とだけいえば、誰にでも通ずる作品である。このような作品だけが、真に我々を育て、我々を啓発する。”
ショーペンハウエル『読書について』

・スカイプでの開催の際は恐れ入りますが、「淳也 北畑」でIDを検索の上友達に追加いただけますと幸いです。

キャッチコピー

「金儲け」には全く役に立たない本ばかり読みます。
「読書をするとは何か?」を根本的に考えられる機会を提供することを約束いたします。

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