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レポート詳細

「古典は古い本」ではなく現代に生きていることを知る読書会16

2017年3月25日(土) 10:00 - 12:00

東京都

東京都中央区銀座3-7-3 銀座オーミビルスターバックスコーヒー銀座マロニエ通り店2階

「哲学すること」の現在可能な独立性はどのように概括されるでしょうか。
 どんな哲学の学派にも身を売らないこと、言表のできる真理をそれとして唯一絶対のものとみなさないこと、自己の思想の支配者となること。
 哲学の財産を積み重ねないで、進行としての「哲学すること」を深めること。
 無条件的な交わりにおいて真理と人類性を闘い取ること。
 あらゆる過去のものを学んで自己のものとし、同時代人の言に耳を傾け、あらゆる可能性に対して自己を解放することができるように努力すること。
今は、人気が下火と言われる中、21世紀において必読であるカールヤスパースの『哲学入門』にて読書会を行いました。

参加者からは以下の感想を
・自分で読んだ時は全然哲学の「入門」ではなかった。
・「哲学」に対する偏見を取り除くことができた。
・さらっととても大切なことを書いている。

現代の読書の99%は、「答えを与えるもの」で溢れています。
しかし、ヤスパースによれば、「金持ちになるには」などの特定の思想に身売りさせる思想はすべて「インチキ」だとのこと。

常に思考を止めないことこそ、この「哲学すること」こそ、21世紀において求められる「哲学」の価値だと私自身改めて感じた読書会でした。
次回は、ヤスパースにも影響を与えた、21世紀最大の哲学書ハイデガーの『存在と時間』にて開催予定です。


ファシリテーター

北畑 淳也

キタハタ ジュンヤ

Profile

思想家。27歳。
22歳で濫読に目覚め、600冊を2年で多読した結果「読んだ冊数を競うような読書に意味はない」という結論を出す。
現在は「*良書に特化して読書をすべき」という思想的立場をとり、自身でも読書会を開催しながら良書を気軽に読む方法を開発中。
8月8日にフォレスト出版社より『世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた』を発売。

*良書とは?
”彼らの作品の特徴を、とやかく論ずる必要はない。良書とだけいえば、誰にでも通ずる作品である。このような作品だけが、真に我々を育て、我々を啓発する。”
ショーペンハウエル『読書について』

・スカイプでの開催の際は恐れ入りますが、「淳也 北畑」でIDを検索の上友達に追加いただけますと幸いです。

キャッチコピー

「金儲け」には全く役に立たない本ばかり読みます。
「読書をするとは何か?」を根本的に考えられる機会を提供することを約束いたします。

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