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レポート詳細

「古典は古い本」ではなく現代に生きていることを知る読書会19

2017年4月15日(土) 20:00 - 22:00

東京都

Anywhere you want

また道徳法則は、いわば純粋な<理性の事実>として与えられているものであって、私たちはこの事実をアプリオリに認識しているし、この事実は必然的に確実なものであるー今道徳法則が厳密に遵守されているいかなる実例も、経験のうちに見出せなかったとしてもである。だから道徳法則の客観的な実在性は、どのような<根拠づけ>によっても証明できないし、理論的な理性、思弁的な理性、経験的に支えられた理性のどのような努力によっても証明できないものなのである。


スカイプを使った読書会3回目でしたが、徐々に要領を得てきた感じです。


文字がタイプできたりするので、対面ではできないことを数多く行え、一概にリアルでやるだけが読書会の姿ではないと感じた読書会です。

カントの著書は難解とされていますが、参加者と共に改めて読んだ時にカントが難しいのではなく、カントが考察の対象としているものが難しいだけだという話が出ました。まさにその通りだなと頷いた次第です。


”一見すると、善と悪の概念は道徳的な法則の基礎となるものでなければならないと思われるかもしれないが、しかし道徳法則に先立って善と悪を規定するのではなく、既に指摘したように、まず道徳法則が定められてから、道徳法則だけに従って、初めて善と悪が規定されねばならないのである。

エマニュエル・カント『実践理性批判』

この言葉を見るに、カントは我々人間の大いなる可能性を信じていた最大の哲学者と言っても良いかもしれません。
次回は、ジョージオーウェル『1984』にて実施予定です。


ファシリテーター

北畑 淳也

キタハタ ジュンヤ

Profile

思想家。27歳。
22歳で濫読に目覚め、600冊を2年で多読した結果「読んだ冊数を競うような読書に意味はない」という結論を出す。
現在は「*良書に特化して読書をすべき」という思想的立場をとり、自身でも読書会を開催しながら良書を気軽に読む方法を開発中。
8月8日にフォレスト出版社より『世界の思想書50冊から身近な疑問を解決する方法を探してみた』を発売。

*良書とは?
”彼らの作品の特徴を、とやかく論ずる必要はない。良書とだけいえば、誰にでも通ずる作品である。このような作品だけが、真に我々を育て、我々を啓発する。”
ショーペンハウエル『読書について』

・スカイプでの開催の際は恐れ入りますが、「淳也 北畑」でIDを検索の上友達に追加いただけますと幸いです。

キャッチコピー

「金儲け」には全く役に立たない本ばかり読みます。
「読書をするとは何か?」を根本的に考えられる機会を提供することを約束いたします。

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