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「古典は古い本」ではなく現代に生きていることを知る読書会30
2017年8月11日(金) 10:00 - 12:00
大阪府
大阪府大阪市北区茶屋町1-27ABC-MART梅田ビル1Fサンマルクカフェ 大阪梅田茶屋町店
禁欲的で信仰に熱心であるということ、他方の資本主義的営利生活に携わるということと、この両者は決して対立するものなどではなくて、むしろ逆に、相互に内面的な親和関係にあると考えるべきではないか、と。
言わずと知れた世界的名著で読書会をしました。短絡的に読めば、資本主義と宗教には関係があるというものなのですが、話を通してより深い読み方などを知り、今一度読んでみようと思う読書会となりました。
”そうした自己確信を獲得するための最もすぐれた方法として、絶え間ない職業労働をきびしく教えこむということだ。つまり、職業労働によって、むしろ職業労働によってのみ宗教上の疑惑は追放され、救われているとの確信が与えられる、というのだ。
”
マックスウェーバー『プロテスタンティズムと資本主義の倫理』